石川から大阪へ。ジャワ舞踊家の佐久間新さんを訪ねた。標高４００メートル、家の前には竹の子が姿を表す。
佐久間君から、小沼純一さんの「魅せられた身体 旅する音楽家コリン・マクフィーとその時代」（青土社）を借りて読む。１９００年生まれのカナダの作曲家・民族音楽学者コリン・マクフィー。バリのガムランに魅せられバリに何度も長期滞在したこの音楽を主軸に据えながら、そこからインスピレーションを得ながら、小沼さんならではの語り口で進めていく本。これは、ぼく自身のことにも、すごくリンクするので、この本を読みながら、自分のことも考えていきたいです。
佐久間さんとは、８月下旬にガムランシアター「桃太郎」のインドネシア公演があるわけですが、主役の桃太郎がツアーに同行できないという非常事態が起こっているようです。３月の山口公演はインドネシア公演を大前提としたキャストでのぞんでいたので、いまさら、代役を探すというのは、無理な話です。佐久間新の鬼と対等に渡り合える代役を探すのかぁ。う〜〜〜む、困った。
