野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

エディンバラ大学でガムラン

ガムランのワークショップやりました。
エディンバラ大学は、スレンドロのセットを持っていました。
10時〜11時に、2004年タイでの「アユタヤ」、「With Butoh Dancers」、そして、「ズーラシアの音楽」と3つの映像を見せました。色々、質問が飛び交いました。

午前中は、「桃太郎」の第1場を作ったときによくやった「しょうぎ作曲」をやりました。かなりいい感じ。

午後は、第2場のテーマであった、身体と声とガムランに取り組む。「ペペロペロ」のように立ったり座ったり踊ったりしながら演奏。

さらに、第3場のテーマで、色んなスタイルのなんちゃってをガムランでやるということで、アイルランド風ということで、「ロンドンデリー」をガムランアレンジ。

そして、第4場のテーマのフリー・インプロをやりました。佐久間くんの鬼に、ぼくが桃太郎役をやりました。桃太郎役をやっていて面白かったのは、音楽を自分の味方にするか鬼の味方にするか、の争いになること。

最後にアナンにタイの楽器を演奏してもらいました。

グラスゴーガムランをやっている人も参加していました。グラスゴーガムラングループは創作も試みているらしいです。

その後、観光して、Jean-Davidの家に。明日のコンサートのリハーサル。何をするかと思うと、「桃太郎」、「アユタヤ」、「With Butoh Dancers」、「あいのて」と次々に映像を見て、その後、ご飯を食べて、それから、みんなで即興セッション。最後に、アナンのグループ「コーファイ」のコンサートの映像も見た。結成20周年のコンサート。これが、とてもよかった。刺激を受けました。