大雪の中、白石女子高校吹奏楽部を訪ねる。何度も通った高校ですが、今日が最終回です。前回は30分間雑談でしたが、今日は、段取りを確認しながら、1曲ずつやっていきます。開演前、どこでチューニングをするか、から始めて、第2音泉で、「ママとパアテルルのホケット」の場面と芝居との絡み。きっかけの確認。曲の終わり方の確認など。続いて、「光の広報」も、曲の中途で終わらせる確認などもしつつ、実際に演奏してチェック。
続いて、「タヌキとキツネ」是非聴いてね、と言って、自筆譜も見せる。その後のステージへの移動にどれくらい時間があるかも、説明。
そして、「幻覚協奏曲」の演奏をする前に、「ヤセイヌ」についての藤浩志さんの体験談をぼくが理解している限りで話す。弱そうなヤセイヌを美しいと思うことと、不要になったビデオテープが舞台で美しく輝くことの共通点について語ったりしました。その上で「幻覚協奏曲」を演奏したら、ロックな場面になったら、そこでヤセイヌが突然力強くなった瞬間のような感じがしました。
最後、「ミドリのシラコラール」の説明と、第4音泉がどうして「広場」になったか、についての説明をしました。
帰り道、女子高生たちから、いっぱいチョコレートをいただきました。メッセージ付きのものもありました。嬉しいな。ありがとう。
そうそう昨日の日記に書いていませんが、昨日の夜の稽古の間にもワークショップメンバーなどからチョコをいっぱいいただきました。ありがとうです。
このお返しをどうしたらいいのでしょうね。高校生からは、お返しにまた白女に来てくださいと言われました。この子たちが在学中に、また来ることができたらいいな、と思。スケジュールのことを考えると、なかなか現実になるのは難しいかもしれないけど。今の2年生が引退するのが、秋だとして、それまでに、彼女達のいる高校を訪ねることができるかな?来て下さいと言われると、また、来たくなります。