野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

明神さんちょ電話、柏木くんと電話

えずこの2週間が終わり、東京に戻りました。いろいろ変更もあったし、今後の方針も見えてきたので、明神慈さんと柏木陽くんに電話しました。

明神さんの劇を、ぼくたちは、随分大胆なアレンジをし、明神ワールドをより一層強めることをしたつもりです。明神さんも2月11日に稽古を見に来てくれるそうです。わくわく。ちなみに、明神さんは、今仙台にいるらしく、2月10日にワークショップの発表会を仙台でするらしいので、えずこのメンバーみんなで見に行くと、観客の視点になれるいいチャンスだし、みんなで見に行こうかな、と話をしたら、大喜びでした。宮城での再会が楽しみです。

柏木くんが自主練禁止としていた意味とか、やっと分かって来て、柏木くんは、ぼくたちの演劇交響曲が失敗しないような仕掛けを残していってくれました。チームで練習して作る舞台ではなく、人と関わって作る舞台をしなければ成立しないようにしていったのです。だから、第4音泉では、密室にこもって稽古するとかではなく、お茶飲みながら考えるとか、自分たち以外の人とどう関わっていくか、がカギなのです。家族と一緒に過ごすとか、自分の家族を稽古場に連れてくるとか、誰かの家に遊びに行ってそこで稽古するとか、みんなでご飯を作るとか。そういうことをしていくことが、作品を作ること。もっと言えば、作品というよりも、場を作ることなのです。そのことを柏木くんは全部お見通しでした。稽古してる場合じゃない。ぼくたちは、お客さんをもてなすのです。

坂野さんにも電話。ここまでの練習の経緯を説明。一度、録音を聴きながら話をしたいから、東京まで相談に来ようかなぁと坂野さん。

2月にみんなで作っていきますよ〜〜〜!!!