今日は、インドネシアから、ヨハネス・スボウォ、タイからアナン・ナルコンが到着。２００５年の５月にインドネシアで会って以来、１年ぶり。
以前、タイとインドネシアに行って、現地の音楽家とコラボレートしていた作曲家の樅山智子さんが、アナンを紹介してくれました。その後、ぼくはアナンをインドネシアにも招待しました。そこで、アナンとスボウォは知り合い、アナンがスボウォをタイに招待するなど、交流が生まれています。今回は、アナン、スボウォの二人を日本によぶことができました。
アナンは、タイの伝統楽器による実験音楽のグループ「コーファイ」を組織していて、マヒドン大学の先生(民族音楽学）で、映画の音楽なんかも作っていて、即興演奏も大好き。以前、アナンとの即興セッションのビデオを見せたら、片岡祐介さんは、かなりライバル心を示していた、片岡さん好みのユーモアのセンスを持つ音楽家です。
スボウォは、実験音楽の演奏家であり、ガムランの現代作曲家でもあり、しかし、優れた舞踊家でもあります。インドネシア国立芸大の先生でもあります。以前、マルガサリのために作曲した「バガスコロ」という曲は、２００３年に大阪のいずみホールで世界初演されましたが、素晴らしいエネルギッシュな楽曲。
