野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

御喜美江アコーディオンワークス

ティアラこうとうで打ち合わせ。9月7日に、御喜美江+野村誠+鶴見幸代によるコンサートをしたいとのこと。せっかくなので、野村+鶴見の共作してみたいかな、などなど。夢は膨らむ。

それから御喜美江さんのアコーディオンリサイタルへ。前半がソロ、後半がピアノとのデュオ。素晴らしかった。聴いていると、御喜さんに曲を書きたい書きたい気分になります。こんな素敵な演奏家と出会えたことは、本当に幸せです。

休憩時間にヴァイオリニストの山田百子さんに「野村さんって、弦楽四重奏って書いてる?」って聞かれたので、一週間前に初演したばっかりですよ〜、って答えて、譜面を送る約束をした。あの作品がこれから再演されていくのが楽しみだ。

打ち上げで会った作曲家・ピアニストの江村夏樹さんは、「たまごをもって家出する」の譜面に興味を示し、「あれって俺でも弾けそうかな」って質問してきた。「たまご」は、これまでにも色んなピアニストの演奏で聴いてきた。江村さんが演奏するとどんな味わいになるのだろう?聴いてみたい。

打ち上げで、音楽評論家の三橋圭介さんと話していて、鶴見さんと二人で三橋さんのお宅に遊びに行こうか、という話にもなった。

打ち上げでは、御喜美江さんが色々デジカメで写真を撮っている。これまで御喜美江ブログで写真をたくさん見てきたけど、写真を撮っている御喜さんの姿は初めて見た。ブログの舞台裏を覗けたなぁ。

鶴見+野村+御喜企画、楽しみ。

「ウマとの音楽」を初演して最優秀の成績で卒業した大田智美ちゃんはドイツに帰ってしまったけれど、智美ちゃんのご両親は打ち上げに参加されていた。智美ちゃんはすごく狭き門の試験に合格して、この後、さらにドイツで勉強を続けるらしい。おめでとうございます!