三輪さんは、レクチャーの中で作曲という行為を、
規則による生成+解釈+命名
の3つに分けている。ここが面白い。というのは、Hugh Nankivell共同作曲の論文で、作曲を
invention + arrangement
に分けて論じたことを思い出されるからだ。
ソナタ形式を考案した人がいて(規則による生成:考案者)、
そのシステムに基づいて、ソナタという曲を作った人がいて(解釈:作曲者)、
その曲に月光というタイトルやエピソードをつけたひとがいて(命名:命名者)、
月光ソナタができた、という話。
ヒューとの共通点を感じた。命名について、ヒューに今度教えてみよう。