野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

1月12日 Hughさんと即興で音楽とダンスをつくる

講師:Hugh Nankivell
世話人:新井英夫、野村誠
時間:14:00−18:00
会場:荒川区生涯学習センター
参加費:2000円
定員:25名(定員になり次第、〆切)
申し込み:postworkshop@yahoo.co.jp(野村)
ヒューからのメッセージ
踊りたい気分になることは多い。時には、キッチンで子どもたちと料理をしながら踊ったりする。ピアノを弾けば指が踊るし、ヴィオラを弾くと、色んなスピードで指は踊る。思ったように動けないけど、踊るのは楽しいし、踊ると、お尻も動く。お尻をピアノにのせるもいい。子どもだったら、余計なことを考えずに、踊り、歌い、遊ぶけど、大人になると、踊ったり、歌ったり、遊んだりしなくなる人もいる。でも、今日のワークショップでは、踊って、遊んで、音楽する。皆さん、ぜひお越し下さい。

1月18日 Keyboard Choreography Colleciton@えずこホール宮城県仙南
1月24日 ホエールトーン・オペラ第1幕@平盛小学校(京都府宇治市




ポスト・ワークショップ
英コミュニティ音楽の奇才Hugh Nankivellを巡って

ヒュー・ナンキヴェルと会ったのは15年前。冗談いっぱいのお茶目なヒューが、小学生と1年かけて作っていた音楽劇を見たのだが、抜群の音楽のセンスに衝撃を受けた。
 ヒューは田舎で暮らし、子育てのために遠方の仕事をせず、地元の子どもとの音楽づくりや地域の劇団と丁寧にたくさんの仕事をしている。そこで生み出される音楽は、自由で斬新で繊細であたたかいものだ。
ヒューと東京のアーティストを出会わせてみる。冗談が作品になったりプロジェクトになったりするヒューのことだから、今回の東京での出会いが、数年後には、世界のどこかに展開していくことになるかもしれない。パフォーマンスもトークも、笑いに満ちつつ本質に迫る内容になるでしょう。コンサートでは、ヒューの自作自演の弾き語りもあります。必見、必聴。超お薦めです。(野村誠
 
1月8日(木) パフォーマンス&トーク
前売1000円、当日1500円
19:00開演
出演 Hugh Nankivell、遠田誠、倉品淳子、野村誠吉野さつき

Part1(パフォーマンス・セッション)とPart2(トーク・セッション)の2部構成。

●Part1(パフォーマンス・セッション) 
Keyboard Choreography Collection
 ヒューと野村の新プロジェクト(鍵盤演奏の振付を集める)に、気鋭のダンサー、俳優、アートマネージャー、音楽家が切り込むセッション。
 
●Part2(トーク・セッション) 
Post Workshop
 アート・ワークショップの今後の可能性について、日英の事例に触れながら、検証します。

1月9日(金) コンサート
前売2000円、当日2500円
19:00開場、19:30開演
出演 P−ブロッHugh Nankivell

 鍵ハモアンサンブル、ヒューの自作自演、ヒューとP−ブロッのコラボの3部構成。
● Part1 P−ブロッの世界
● Part2 ヒュー・ナンキヴェルの世界
● Part3 ヒューとP−ブロッのコラボレーション


会場: 門仲天井ホール(〒135-0048 東京都江東区門前仲町1-20-3-8F)
東京メトロ門前仲町」駅 3番出口から徒歩3分
都営地下鉄大江戸線門前仲町」駅 6番出口から徒歩1分
HP http://www5f.biglobe.ne.jp/~monten/

チケット予約は門仲天井ホール
tel  03-3641-8275
e-mail acn94264@par.odn.ne.jp

協賛 アサヒビール株式会社


プロフィール

Hugh Nankivell(ヒュー・ナンキヴェル)音楽家
シティ大学を首席で卒業後、ハダスフィールド大学大学院修了。ロイヤル・リパブリック・オーケストラを始め様々な演奏家のために作曲。ロック、ジャズ、民族音楽などを取り入れた自身のユニット「Natural Causes」でのライブ活動。2006年Critics' Awards for Theatre in Scotland音楽部門の最優秀賞受賞。これまでに300校を超える学校で、創作に重点を置いた音楽プロジェクトを行っている。

野村誠(のむらまこと)音楽家 
イギリス、ヨーロッパ、アジアなど各地のフェスティバルに招聘される。著書、CD多数。第1回アサヒビール芸術賞受賞。 NHK教育テレビ「あいのて」を音楽監修し、赤のあいてのさんとしてレギュラー出演する。

吉野 さつき (よしの さつき) ワークショップ・コーディネーター
シティ大学大学院(英国)修了、公共ホール勤務、ロンドンでの研修(文化庁派遣)を経て、エイブル・アート・ジャパン、東京国際芸術祭、学校、ビジネス、福祉関連など幅広い現場でワークショップをコーディネート。埼玉大非常勤講師。

遠田誠(えんだ まこと) ダンサー
伊藤キム+輝く未来」旗揚げメンバーとして、国内外での数多くの作品に出演。「まことクラヴ」部長。第一回日本ダンスフォーラム賞、ダンスバザール大賞(東京コンペ#2)、トヨタコレオグラフィーアワード(オーディエンス賞)受賞。 東京造形大学非常勤講師。

倉品淳子(くらしなじゅんこ) 俳優
劇団「山の手事情社」の俳優。スイス、ドイツ、ポーランド、韓国など海外での公演も多数。演出作品に、「ひかりごけ」(韓国大田市演劇祭参加作品)「十年音泉」(えずこホール十周年記念)など。
http://www.yamanote-j.org/

P-ブロッ(ぴいぶろっ) 鍵盤ハーモニカ・オーケストラ
 ソプラノ、アルト、バスの3種類の鍵ハモを演奏。メンバーは野村誠吉森信林加奈、しばてつ、鈴木潤の5人。レパートリーはオリジナル曲、クラシック・現代音楽・ジャズ・レゲエ・ポップスなど。これまでに、平石博一、Elliot Sharp他、国内外の作曲家がP-ブロッに曲を書いている。Amersham Music Centre(イギリス)、Lille2004(フランス)、釧路芸術館(北海道)、徳島県立近代美術館などで演奏。