横浜トリエンナーレの会場に「撤収の音楽」の撮影に行く。「アートサーカスの音楽」という映像作品を野村幸弘さんと制作中で、８月に空っぽの会場での演奏を撮影、９月に搬入中の会場で撮影、１０月には展覧会期中の会場で撮影していたが、今日は展覧会が終わって撤収作業をしている現場で演奏し、それを撮影した。
さて、この作品をいつ上映しよう？
総合ディレクターの川俣正さん曰く、３月くらいに展覧会のドキュメント本が完成するから、その出版記念のイベントで発表して、またそこに乱入して演奏するのも面白いかも、とか。キュレーターの芹沢高志さんは、春や夏に、また独自に企画をたててやろうか、と話を持ち上げる。
展覧会が終わっているのに、ぼくらは終わっていく展覧会から、さらに新しいものを作っていこうとしている。その辺の捉え方が似ているんだなぁ。来年の春や夏にでも、イベントを何度もやりそうな予感。
３月２２日には「アートサーカス・ズーラシア」という弦楽四重奏になった横トリの展開バージョンが発表されるコンサートはあるし、ドキュメントの出版記念イベントも３月くらいに行われそうだし、野村誠＋野村幸弘の映像作品を上映するイベントも春や夏に行われそうな流れになった。
横浜トリエンナーレ、終わらない展覧会だ。
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伊左治直くんの新曲をアサヒビールまで聴きに行きたかったけど、明日、京都の養護学校でＰ−ブロッコンサートもあるし、渋々断念。
