岐阜大学の野村幸弘研究室を訪ねる。11月13日から横浜トリエンナーレで上映する「アートサーカスの音楽」の編集の最終チェック。
前回、「ズーラシアの音楽」の編集の時は、動物と動物の間をはっきり区切るために、動物ごとに字幕で動物の名前を紹介することにした。ところが、今回の「アートサーカスの音楽」では、途中に「sending-in period（搬入期）」や「during the exhibition（展覧会期中）」といった字幕で区切られることで、なんだか妙に説明くさい気がした。そこで、全く区切りをせずに、最初から最後まで一続きの流れにした。特に説明はなくても、何もない倉庫で、搬入作業が起こり、展覧会が始まると言う流れがはっきり分かるから、これでいくことにした。
幸弘さんがつないだ映像を基本的にはそのままで、場面場面で若干（ほんの２〜３秒ずつ）不要と思われるシーンを削る。こうすることで、映像のスピード感・テンポ感がよくなる。あと、若干音量の調節をした。かなりいい出来になった。
横浜トリエンナーレでは、11月13日から中庭で（薄暗くなり次第、閉館まで）連日上映しますが、野外で寒いので防寒対策をしっかりして見に行ってください。
ということで、そのまま東京に来ちゃいました。
