音楽療法・静岡フォーラム２００５で、片岡祐介さんとコンサートをし、その後ワークショップもした。
片岡さんとのデュオの演奏は久しぶり。片岡さんは、マリンバとコンガ、ぼくは鍵ハモと電子ピアノ。即興演奏２曲と、ぼくの「くつがえさー音頭」の再演。かなりお客さんを楽しませたと思う。
基本的に講習会の間のランチタイムコンサートなので、じっくり聴くというより、気軽に楽しむ（言ってみれば息抜きや休憩に近い）時間。で、ぼくらの演奏は、ある意味、そういった観客の雰囲気を反影し、かなりお客さんにサービスした演奏になった。逆に、ぼくと片岡さんの関係（演奏上のやりとり）も、観客の人に分かりやすいようなやりとりが中心になった（別にそう打ち合わせしたわけではないが）。片岡さんと即興をすれば、もっとわざと合わせなかったり、もっと意表をついたり、意外な音楽の作り方ができるが、二人とも敢えてそれをやろうとしなかった。ま、これでいいのかな。それとも？
ワークショップでは、６０人くらいの人と、テーブルを叩きながら、まわりをグルグル回ったり、「野村先生カッコイイ、万博さわやか、さようなら」というサビのある歌を作ったり、水の演奏をしたり。参加者の人々が嬉しそうで、心地よかった。
