野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

さぁ、何しよう?

朝食を食べながら、今後のタイ〜インドネシア〜日本のプロジェクトをどう続けていくか、展望を相談。
「真さんは、バンコクでここが面白いって場所あります?」
と尋ねてみると、ボートピープルのところ、とか、スラム街とかが、行ってみたいかな、と言う話になる。でも、それより、日本でやる最終ステージをどうするかイメージした方がいいいんじゃない?という話になり、タイの民族楽器を大阪市大で買うみたいだし、それで何かやりましょうか、などと、漠然とアイディアを考えるが、決め手に欠ける。

で、取りあえず、今日は無理に何かやるでもなく、どこか場所を探しながら考える、ってことで、シルパコーン芸術大学に行ってみる。だからと言って、とりたてて珍しいこともなく、でも、キャンパス内でのんびりくつろいで雑談。

ブラブラ歩いているうちに、市バスのバス停。
「どれか乗ったら帰れるのかなぁ?」
と、思い切って乗ったら、帰れた。4バーツ(約11円)と格安。

夜は、ムエタイを見に行った。
「音楽もあるし、ぼくにはダンスにしか見えない。」
と真さん。チャルメラとタイコ二人に、金属の鐘をチンチン鳴らす人の4人で生演奏。全10試合で、1試合5ラウンド、4試合見たら、さすがに飽きた。

セブンイレブンでお菓子を買って、今日も夜のミーティング。
「タイの音楽って陽気やろ。」
とか、東南アジアの民族音楽の話など、ポロポロっと色々しゃべる真さん。真さんは、ポロポロっと、色々しゃべる。