野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「瓦の音楽」レコーディング初日

淡路島の産業文化会館の実習棟にて、「瓦の音楽」のレコーディングを開始しました。12月に粘土をこねて作った創作瓦楽器が焼き上がってきていまして、巨大な瓦鍵盤がもの凄く良い音がします。ということで、本日は、まず出来立ての創作瓦楽器を片っ端から…

哲学カフェオーケストラ庄内(4回目)⇒おやつ+猛練習

本日は、一件打ち合わせ。ついつい話し込んでしまいました。うまくいけば、来年にJACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)で色々できそうな気配も出てきました。ワクワク。 そして、「哲学カフェオーケストラ庄内」ワークショップ4回目。いつも、ワークショッ…

「日本センチュリー交響楽団のテーマ」第2稿脱稿

「日本センチュリー交響楽団のテーマ」第2稿の譜面を書き上げる。3月14日に、豊中市のサンパティオホールで演奏。ヴァイオリン+ヴィオラ+テナートロンボーン+バストロンボーンの4人がセンチュリーの楽団員で、それプラス、ピアノと、ワークショップ…

作曲⇒ラジオ⇒ガムラン

「哲学カフェオーケストラ庄内」というプロジェクトを行っております。このワークショップの内容を踏まえて、昨年7月に初演した「日本センチュリー交響楽団のテーマ」の第1稿を改訂し、グレゴリオ聖歌の「怒りの日」の替え歌「今年もよろしく」などを加え…

まわしよみ新聞

本日は、第27回「あれからどう会」でした。震災などで京都に移住したアーティストやアートに関わりのある人々が職探しをする支援に、と始めた会で、毎月1回20名ほどの参加者でご飯を食べながら情報交換をしています。本日は、通常行うインタビューの時…

教育音楽

「教育音楽 小学版」、「教育音楽 中高版」(音楽之友社)の3月号が届きました。「音楽で広がる社会」という特集の中で、野村誠のインタビュー記事が出ています。「瓦の音楽」、「千住だじゃれ音楽祭」、「相撲聞芸術」のことも語っています。

釜ヶ崎オ!ペラ(非常に長文です)

本日の日記は、非常に長文で、「釜ヶ崎オ!ペラ」体験記です。全文を読んでいただければ、「釜ヶ崎オ!ペラ」とは何であったか、体感できるように書いてみました。本当に長文ですが、お時間がおありの際に、もし興味がありましたら、お読み下さい。そもそも…

さきら新たなる旅立ち

栗東(滋賀)のホール、さきらにて。 10人の子どもとのワークショップ。小3〜中2まで。子ども達と即興で楽器を鳴らすことをやって後、しょうぎ作曲をしました。手拍子、ギター、空き缶、リコーダー、鍵盤ハーモニカ、マラカス、ジャンベなどが重なり合っ…

釜ヶ崎オ!ペラ、本番まで2日!

本日も、釜ヶ崎芸術大学のワークショップ。ロンドンより来日中のロバート・ギルドンと一緒に、2月22日の「釜ヶ崎オ!ペラ」本番に向けての最終リハーサルでした。本当に、濃密なリハーサルでした。色々なシーンの転換なども練習しました。そうした中で、…

釜ヶ崎オ!ペラ

大阪の釜ヶ崎芸術大学は、西成の個性的なおじさん達をコアメンバーとして3年間、断続的に継続していまして、本当に継続は力でして、大変なことになっています。3年前には、戸惑いながら始まっていた詩やダンスや音楽やガムランや哲学や書道などが、いつの…

ストリートワイズオペラ

イギリスでホームレスの人々とオペラをつくっている団体「ストリートワイズオペラ」のマット・ピーコックさんと、オペラ歌手のロブ・ギルドンさん、ブリティッシュ・カウンシルの方々に付き添われて来日。ぼくは、20年前にブリティッシュ・カウンシルのフ…

すっぽんぽん体操と瓦の音楽のつづき

横浜市民ギャラリーあざみ野に、打ち合わせと会場下見に行ってきました。夏休みに、子ども企画でワークショップと展示。構想としては、千住だじゃれ音楽祭から生まれた「すっぽんぽん体操」と「紙ドラム」を活用して、そこから音楽クリエイションを行うこと…

家庭内引っ越し

本日、一階にあった物が2階に行ったり、2階にあったものが1階へ移動したりと、かなり大規模な模様替えに取り組みました。レコードプレイヤーが寝室に行くなど、大移動でした。

アジアの星物語

Discover Japanが大相撲特集。Discover Japan 2015年 03 月号発売日: 2015/02/06メディア: 雑誌今月末、「瓦の音楽」のCDのレコーディングがあるので、それに向けて、マレットを色々買いに大阪まで出かけました。淡路島で作ったオリジナルのマレット(ゴルフ…

プンドポの夕べvol.6

やぶくみこさんと京都で2ヶ月に一度開催しているライヴと現地録音「プンドポの夕べ」のvol.6を開催しました。ゲストに佐久間新さんをお招きし、2005年のインドネシアでのドキュメンタリー映画「ポンジョンの丘」(30分)と短編「ニティプラヤンの夕べ」を…

「哲学カフェオーケストラ庄内」3回目

本日は、「哲学カフェオーケストラ庄内」の3回目。「日本センチュリー交響楽団」は、豊中市を拠点とするオーケストラで、今年度より豊中市と新プロジェクト「哲学カフェオーケストラ庄内」を開始しました。これには、豊中の庄内エリアを中心に活動するNPO「…

ブログ音楽

大田智美さんが5月29日に、野村誠作品をまとめて演奏してくれます。 野村誠 たんぽぽ組曲より「誰といますか?」(2004) 野村誠/鶴見幸代 「ブログ音楽」(2006) 野村誠 「ブタとの音楽」(2007) 野村誠 だじゃれ音楽第4番「お酢と納豆」(2013) 公演の詳細…

ガムラン

本日は、ガムランの日。「あいのてさんジュニア」の活動をしている中学生、高校生も炊飯器や鍵ハモを持参してガムランと即興セッションをしました。

京都ライフ再開

京都の自宅での生活。買い物に出かけたりして、久しぶりの日常です。やぶさんと話し合いをして、「瓦の音楽」冊子作成のための作文をしたり、創作瓦楽器のために試作する瓦琴の厚さを考えました。「マチノコト」に「瓦の音楽」CDのクラウドファンディングに…

京都に戻りました

えずこホールでの濃密な5日間を終え、東京駅で2時間だけミーティングの後、京都へ戻りました。20年前、ヨークで大変お世話になったジョン・ペインターのことを懐かしく思いました。

群像舞楽5日目

本日、えずこホール(宮城県大河原町)で「群像舞楽オムニバス公演」、無事終了いたしました。1年前、えずこホールで撮影した「群舞あいやま」の上映からスタートし、野村のピアノソロは、CD「ノムラノピアノ」(とんつーレコード)にも収録している「ロイ…

群像舞楽4日目

えずこホールで砂連尾理さんと上田謙太郎さんとのワークショップ。新作「えずこタンツ」の振付がかなり難しいのに、次々にやらせていく砂連尾さん。ぼくも、それに合わせて、次々に音楽を作曲していく。砂連尾さんのスパルタですが、気がつくと、ダンスも音…

えずこ群像舞楽3日目

(ホール職員のリケン君が、ガリガリ、ガリガリと雪かきをしている)えずこホールにて、砂連尾理さん(ダンス)、上田謙太郎さん(映像)との「群像舞楽」の3日目です。昨日のワークショップ映像から、砂連尾さんがダンスを抽出して、新しい振付を創作しま…

えずこ群像舞楽2日目

えずこホールにて。砂連尾理さん、上田謙太郎さんとクリエーション。砂連尾(ダンス)、野村(ピアノ)、上田(映像)で、新作「んだね」(英語タイトルは、I think so, too.)を創作。「戦争はない方がいいですよね。」という問いに、「んだね」と答えると…

えずこ群像舞楽1日目

1年ぶりに、仙南(宮城県)に来ました。えずこホールは、ぼくにとって、本当に大切な場所で、11年前に「ホエールトーン・オペラ」をここで始めて以来、本当に数限りない試みをさせていただきました。今回は、砂連尾理+野村誠+上田謙太郎による「えずこ…

節分

束の間の京都。吉田神社の節分祭。そして、明日からの「えずこ群像舞楽」ワークショップに向けて、映像を予習したり準備中。7日までワークショップ、2月8日には、野村のピアノソロ演奏、上田さんの映像上映、砂連尾さんのダンス、ワークショップの成果発…

隅巴瓦が増えました

3日間の淡路島での滞在制作も終わり、色々な打ち合わせをしました。瓦には色々な種類がありますが、 のし瓦:ピッチがはっきりしており、音階を作ってメロディーを演奏するのに適する瓦 桟瓦:のし瓦よりも、倍音が複雑。古瓦は、バラフォンのような音色。 …

瓦の音楽と恵方巻

本日も、瓦の音楽(musik genteng)のCD制作に向けて、やぶさんと淡路島にて作曲中。のし瓦(古瓦)の音楽、のし瓦で陰旋法の曲、のし瓦で陽旋法の曲、のし瓦で長調の速い曲、のし瓦でカリブ風カエルのうた、創作瓦楽器のガムラン風の曲、創作瓦楽器で壺と王冠…