野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

「哲学カフェオーケストラ庄内」3回目

本日は、「哲学カフェオーケストラ庄内」の3回目。

「日本センチュリー交響楽団」は、豊中市を拠点とするオーケストラで、今年度より豊中市と新プロジェクト「哲学カフェオーケストラ庄内」を開始しました。これには、豊中の庄内エリアを中心に活動するNPO「しょうないREK」と共同で運営しております。豊中市内にある大学ということで、大阪大学大阪音楽大学があり、大学との連携も模索中です。大阪大学コミュニケーションデザインセンターの西川勝先生が協力して下さり、毎回のワークショップの導入に、「哲学カフェ」をやっていただいています(大阪音大の井口淳子先生も毎回参加して下さっています)。

本日は、豊中市、センチュリー響、しょうないREK、野村の4者でミーティングを行いまして、今後の展望について語り合いました。この4者の考えを伝え合うことも、ある種の大事なアンサンブルです。こうした話し合いがあると、プロジェクト全体としてのグルーヴ感も高まる気がします。

本日のワークショップは3回目だったのですが、3回目から新たにメンバーが増えまして、人数が倍増しました。そこで、1回目、2回目にどんなことをしたかも追体験して、以下のような内容に。

0)「温泉」を巡る哲学カフェ
1)せーの
2)はっくしょん
3)1234
4)はお
5)「怒りの日」の歌詞を考える
6)「怒りの日」の変奏
7)「日本センチュリー交響楽団」のリズム
8)庄内に関する歌詞つくり
9)楽器の組み合わせで「日本センチュリー交響楽団

「怒りの日」の歌詞は、

今年もよろしく みんな仲良くよろしく いつまでもよろしく

となりました。楽器の組み合わせも、スリットドラム群、弦楽器群、金管楽器群、小物楽器群となって、懐かしい「ゲンダゲンカン」を思い出しました。