やぶくみこさんと京都で２ヶ月に一度開催しているライヴと現地録音「プンドポの夕べ」のvol.6を開催しました。ゲストに佐久間新さんをお招きし、2005年のインドネシアでのドキュメンタリー映画「ポンジョンの丘」（３０分）と短編「ニティプラヤンの夕べ」を上映しました。ポンジョンは、本当に秘境中の秘境で、人生であんな場所には二度と行けない風景で、１０年前の自分たちの即興演奏を懐かしくも思いました。あれから１０年経っても交流が続いているタイのアナン・ナルコンやインドネシアのヨハネス・スボウォとは、先月もマレーシアで共演したわけですが、彼らも１０年前から凄かったけれども、今はもっと凄いなぁと思ったり。
休憩後は、やぶさん、佐久間さんとの即興セッション。１０年前の映像を見た後なので、佐久間さんは１０年前の佐久間さんのようであり、やはり今の佐久間さんであり、そして、映像の中でジャワのおばちゃん達が大笑いしていたように、客席に子ども達が佐久間さんの踊りの真似をしながら踊り、大笑いすることになりました。
佐久間さんは即興の人で、音楽や観客によってダンスが大きく変わってくるので、演奏しがいがあります。楽しいセッションでした。ご来場いただきました皆様、ありがとうございます。
そして、バレンタインデーでしたが、誰からもチョコレートをもらわないままでした。
