三味線の駒を箸にしてみたり、マレットにしてみたりして、三味線で遊ぶ。色々、変な奏法を考えつく。三味線が上手に弾けないからこそ、こうした奏法が思いつくなぁ。楽器を触っていると、いつまででも一人遊びしてしまう。
3月3日の高松市美術館35周年記念コンサートのプログラムノート執筆。それぞれの曲について説明を書いていくと、自分の中で言語化されていなかった感覚が言葉になって、コンサートの全容がクリアになってくる。こうしてテキストで整理していくと、本番の楽器の配置のイメージも変わってくる。
テキストを書きながら、ヴァイオリンの加藤綾子さんの動画を見たり、サヌカイトの臼杵美智代さんの動画を見たり。素敵な音楽家たちと共演できることが喜びだ。原稿を一応書き終える。一晩寝かせて明日に再読してみよう。