野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

ことばとコントラバス/ウーちゃんの修論/第148回だじゃれ音楽研究会

コントラバス奏者の近藤聖也さんとの打ち合わせ。近藤さんからは、以前、コントラバスバリトンのための新曲を委嘱していただき、CDにも収録してもらったことがあるが、次なる「コントラバス」と「言葉」をつなぐ構想について聞かせていただく。

 

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昨日、武蔵野美術大学修士論文『市民参加型音楽の実践におけるコミュニティの構築』を提出したというテイギョウウさんがインタビューしたいというので、インタビューを受ける。論文を書き終えたのに、どうしてインタビューなんだろうと思ったら、卒展でインタビュー映像を流したいということだった。論文の中では、『千住だじゃれ音楽祭』のこともいっぱい考察してくれている。

 

第148回だじゃれ音楽研究会(@東京藝術大学千住キャンパス第1講義室)。即興第セッションを楽しみ、11月12日の表現街の記録動画を見て、振り返り、次年度の構想について語り合った。いよいよ2025年の『千住の1010人』に向けて、これから2年弱の間、準備していく。だじゃ研のメンバーと《帰ってきた千住の1010人》(2020)の楽譜を読み返してみる。2020年に実現しなかった本番から4年、その間に、貝や昆布の演奏、ウイスキーボトルの演奏、綱引き、などなど、だじゃ研は新たな方法をいっぱい獲得してきた。そんな話をしているうちに、2020年にMemet Chairul Slametが作曲した《Rock Sings》の楽譜を貝で演奏してみたらいいのでは、と思いつき、試しにやってみた。20人ほどで演奏しても面白かった。これは、貝のための曲かもしれない。