野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

世界だじゃれ音Line音楽祭、猛烈準備中!

10月31日の「世界だじゃれ音Line音楽祭」開幕に向けて、猛烈準備中。10時10分から20時20分までの10時間10分のマラソンイベント。2020年に、千住の1010人を開催しようと計画していたところから、コロナでオンラインフェスに変更になり、「千住の1010人 in 2020年」は、10:10-20:20のイベントとなった。

 

今朝の「四股1000」の参加も途中で、ジャワ舞踊家の佐久間新さん、事務局と打ち合わせ。佐久間さんとのプログラムは、15:00-15:20の石を奏でる『トントン・ストーン』と、16:00-16:20の香港のi-dArtとの『烏龍茶茶茶』。そして、20:00-20:20のフィナーレ。『トントン・ストーン』では、野村は自宅の庭石を演奏しようかと思うし、佐久間さんは地元豊能町の石の豊富な場所で奏でる予定で、インドネシアからも何十人も参加する気配だし、非常に楽しみ。

 

続いて、クニポン(池田邦太郎さん)とアッキー(斎藤明子さん)との打ち合わせ。創作楽器レギオンを携えて、10月31日の12:00-12:20のプログラムに出演。ZOOM越しに聞いても、素晴らしい音色。手作り楽器の達人は、なんでもない素材を使って、見事な音色を作り出す。こちらも、参加者募集中。定員が限られているので、早めの応募がおすすめ。

 

だじゃ研に参加の芸大コントラバス科の水野さんが、野村の《弓から弓へ》(2016)を演奏してくれることになり、これはもともと島袋道浩くんのインスタレーションのために作曲したし、弓道の弓でコントラバスを演奏するアイディアも島袋くんのアイディアなので、島袋くんにも演奏許可の確認をとった。映画のサントラが演奏会で演奏されるように、美術作品のサントラが独立して演奏会で演奏されるのも面白い。元々の譜面は撮影を前提に書いたメモのような譜面なので、少し演奏会用に改訂版を作ってみようかとも思う。それにしても、城崎でもコントラバス奏者の四戸さんと過ごし、コントラバスも演奏させていただいたし、コントラバスがだんだん親密になってきているなぁ。

 

夕方、インドネシアの石の音楽など実験的な音楽を展開する作曲家メメットと打ち合わせ。片言のインドネシア語でやりとりするが、久しぶりにインドネシア語を話したり、メメットと話せるのも嬉しい。インドネシアでも大学の授業はオンラインでやっているらしい。だから、オンラインでの出演も慣れているに違いない。

 

「世界だじゃれ音Line音楽祭」すごいことになってきた。オンラインで自宅からでもどこからでも参加できるので、ぜひ、ご参加ください。絶賛、参加者募集中。

 

「世界だじゃれ音Line音楽祭 Day1」開催!(令和2年10月31日) | アートアクセスあだち 音まち千住の縁