休日の里村さんとお出かけ。熊本県と福岡県の県境にあるtaramu books & cafeに行く。店主の方がすごくコミュニケーション力の高い方で、狭い店舗の中で、現在、文化庁の学校公演でツアー中の俳優の方とお話をしたり、学校の保健室の先生だった方のパートナーが中国の楽器(フルス)を広めようとされていると紹介されたり。仕立て屋のサーカスの公演が12月16,17日に福岡であるらしく、ぼくはタイなので行けないが、仕立て屋のサーカスの本も入荷していると話があり、見てみると、ちょっとだけ野村誠という名前も出てきて、記念に購入。
その後、万田坑芸術祭を見に行く。万田坑という広大な廃墟の持つ印象が強烈なので、その場所との関わりを探った作家たちの痕跡としての作品を見るのは面白かった。こんな広い存在感があるところで、ぼくだったら、どこでどんな作品を設置するのだろう?
夜、大巻伸嗣さん、音まちスタッフと12月3日の東京の足立区の小学校でのパフォーマンスについて打ち合わせ。2011年に始まった「音まち千住の縁」は、最初、大巻さん、大友良英さん、足立智美さん、野村の4人のアーティストを招いてスタートした。12年経って、アーティストも入れ替わり、開始当初から継続しているプロジェクトは、大巻さん のメモリバと野村の「だじゃれ音楽」。その大巻さんと野村の初コラボ。メモリバは、Memorial Rebirthの略らしいが、「メモリ場」のようでもあり、Memorial Reverseと記憶が逆行するようでもある。楽しみ。