野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

長野の中野の1回目/メモリバに向けて

長野県の中野にて、ピアニストの中川賢一さんとワークショップ。

 

音楽創作ワークショップ「いつでも音楽・みんなで作曲」参加者募集(ソソラホールオープニングプレ企画) | 長野県中野市

 

ワークショップの準備として、気がつくと中川さんとリハーサル。野村誠《相撲聞序曲》《あやしいサーカス団》、ルー・ハリソン《Varied Trio》、ブルガリア民謡など、次々と。ルー・ハリソンを一緒に演奏できるのは、とても楽しい。

 

来年、リニューアルオープンするソソラホールのプレ企画。4回のワークショップを経て、11月5日のコンサートでもワークショップの発表会も計画。未就学児から80代まで25名もの熱心な参加者。楽器も大正琴、ギター、ウクレレ、リコーダー、クラリネット、鍵盤ハーモニカ、様々な打楽器などなど。

 

ワークショップの冒頭では、中川さんと連弾で《相撲聞序曲》を演奏し、続いて、野村が《鍵盤ハーモニカ・イントロダクション》をやり、続いて、中川さんがピアノ解体講座。ピアノの中を見たり、弦に触って振動を感じたり、響板を触って振動を感じたり。こんな感じで1時間。

 

休憩時間に5歳の子と鍵盤ハーモニカで共演。

 

続いて、楽器を鳴らして《せーの》、《1234》をやり、その後、ブルガリアの13拍子にチャレンジ。「さるさるさる、たぬき、わにわに」と覚えて手拍子でやった後、楽器でやる。ちょっと、いろいろアレンジしてみたりもする。そんな感じで、また次の1時間。

 

休憩時間には、大正琴の人が中山晋平のメロディーを弾く。中山晋平の出身地で、中山晋平記念館もあるそうだ。

 

中山晋平の話になると年配の方々が盛り上がる。最後は、歌を作った。しりとりで歌詞を作り、メロディーをみんなで考えた。

 

打ち合わせの後、東京へ移動し、熊倉純子さんのお宅で音まち事務局のみなさんと会食し、12月3日に開催予定のメモリバに出演する件について打ち合わせ。と同時に、1ヶ月前のサントリーホールの打ち上げっぽくもあり、《タリック・タンバン》について色々話す。

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