野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

自由あそびの子どもたち

椙山幼稚園へ。年少クラスの子どもたちの自由遊びに加わる。子どもたちと木琴を弾きながら、ちゃんばらのような木琴演奏になったり、太鼓を叩きに行ったら「歯医者さんでーす」と言われて、歯が痛い患者役になり、治療なのか、みんなでドカドカ太鼓を叩いてくれたり、ジャンベが乗り物になって、ジャンベに乗って移動して行ったり、外れる鍵盤がジグソーパズルのようになったり。園長で音楽教育学者の山中先生、大学院を修了したばかりの研究生の山上さんの観察のもと、色々遊ぶ。

 

ランチを理事長の椙山泰生さんとご一緒する。子どもの頃に一緒に遊んだ近所の友達で、小学校、中学校、高校と一緒だったが、お会いするのは何十年ぶり。幼馴染との再会は不思議な気分。

 

午後は、年長、年中クラスの子どもたちの自由遊びに加わる。名前を盛んに教えてくれる子どもたち。シンバルやフレームドラムを鳴らす力が、年少クラスよりも力強い。1年、2年違うとパワーが違うなー。年少クラスよりも拍がはっきりしたりして、シンバル数人で、開いてー閉じてー開いてー閉じて、とユニゾンになったりして、びっくりする。ごっこ遊びにはならない。園長先生のご提案で、自由遊びを途中でやめにして、セッションタイムに。野村の鍵盤ハーモニカ演奏を聞いてもらって後、ホールに移動して、ピアノと子どもたちのセッション。子どもたちが色々工夫してピアノに合わせようとしていたのが印象的。

 

園児たちの自由遊びに加わらせてもらうのは、滅多にない珍しい機会。終わった後、山中先生と山上さんと色々お話。帰り道、途中で園児に見つかり、何度もバイバイすることになる。

 

実家の両親と食事をした。元気そうだった。

 

9月30日、山口で瓦の音楽のイベントに出演することになった。インドネシアのTediと再会が楽しみ。

Kawara Embassy in Yamaguchi | Do a Front