金沢大学の浅井暁子先生に連れられて、金沢大学へ。2018年の夏に浅井先生にお招きいただき、金沢大学の学生たちと野村作品や即興やしょうぎ作曲などでコンサートした。あの時に参加した学生が卒業後、OTONOVA という活動をしていて、今回、ぼくをゲストに招いてくれた。
OTONOVAの方々の発案で、水を使って音楽をしたいということで、今回、色々、水を使っての音楽の準備をしてもらっている。今日は、明日がOTONOVAのイベントの準備も兼ねて、現在の学生たちとの授業（＝ワークショップ）。カウベルを水に沈めての演奏が、なかなか面白い。ウォーターシンバル、ウォーターゴング、ウォータートライアングルなど、色々やった。グラスハープも美しい。シンギングボウル、ペットボトル、ウォーターダルブッカ、、、。面白い素材（楽器）いっぱい集めてくれて、楽しい時間だった。せっかくなので、簡単な構成を決めて創作した「角間の泉」という曲は、美しく渋い名曲。
食事をしながら、OTONOVAの石榑さん、中国からの大学院生のヨーさん、浅井先生といろんな話をした。音楽療法の話、日本と中国の育児環境の比較、中国の家庭事情の話などなど、、、。
サントリーホールサマーフェスティバル2023『ありえるかもしれない、ガムラン』がいよいよ来週に迫ってきた。せっかくなので、2021年に東京初演の野村作品《ルー・ハリソンへのオマージュ》(2017)の動画を公開することにした。
