野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

金沢偉人組曲が楽しみ

朝起きるのは苦手だが、7時半に起床で、金沢に行く。地下鉄の車内と、サンダーバードの車内で、新曲「ギリシアの詩と俳諧のまなざし」の譜面を書く。揺れる車内なので、譜面を書くと、目が疲れるのと、肩がこるけれども、かなり作業が進んだ。9月4日に、中川賢一さんと演奏する。

http://www.monten.jp/20180904

金沢大学に着く。学生さんたちとリハーサル。2年生が、野村誠作曲の鍵盤ハーモニカ8重奏「神戸のホケット」、3年生が野村誠作曲の「てぬき1」と「てぬき2」、1年生が野村誠作曲の「Sweets for Toy Piano」に取り組む。結構、演奏の指導をする。

本番(28日の夜)は、台風が接近するらしく、開催できるか、やや不安。会場は、金沢ふるさと偉人館なので、「金沢偉人組曲」をやることにする。話し合いの結果、以下のようになる。

1 高橋譲吉(中国打楽器アンサンブルの速い曲)
2 木村栄(フルート三重奏の遅い曲)
3 三宅雪嶺(アカペラで、時々ハモる)
4 藤岡作太郎(ヴァイオリン、クラリネットコルネットで、日本の音階の曲)
5 鈴木大拙トーンチャイムとトライアングルで、観客参加)

そして、28日のプログラムも学生たちと話し合い、野村誠作曲「Slapping Music」も練習し、プログラムは、以下のようになる。

1 野村誠作曲「鍵盤ハーモニカ・イントロダクション」
2 野村誠作曲「手拍子のロンド」
3 野村誠作曲「Sweets for Toy Piano」
4 野村誠作曲「てぬき1」、「てぬき2」
5 野村誠作曲「しょうぎ作曲
6 野村誠作曲「神戸のホケット」
7 学生たちの即興による「金沢偉人組曲
8 野村誠作曲「Slapping Music」

浅井暁子先生と夕食の後、宿舎で作曲。「ギリシアの詩と俳諧のまなざし」の譜面は、ほぼ完成。