湯田温泉駅を出発し、姫路を経由し、城崎温泉駅へ。温泉から温泉への旅。
城崎国際アートセンターへ。コーディネーターの橋本さん、作曲家の鶴見さん、樅山さん、竹野相撲甚句を継承するヨダさん、竹野中学校吹奏楽部顧問のカサハラ先生と打ち合わせ。コミュニティプログラムとして、竹野相撲甚句を吹奏楽部とJACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)のコラボでできる可能性を探る。カサハラ先生は、五線譜に頼りすぎずにジャズ的な感覚で耳から音楽を作っていく指導をされている。
夜は、作曲ワークショップの最終回。JACSHAで以前つくった竹野相撲甚句体操をやって、その意味を解説してのち、10月(鶴見)、11月(野村)、12月(樅山)と3回行なったワークショップの成果をシェアし、今回新たに創作した。参加者は小学校6年生、中学1年生、2年生。以下のような複雑な構成の曲になった。
ハンドベルの「花火がどん」
だんじりの太鼓のリズム
竹野相撲甚句とキラキラ星
城崎の下駄の音
雪の音(静寂→雪を踏む→雪合戦)
クリスマスのベル
除夜の鐘
春の海(正月)
春の音(柳の音、鳥、春の嵐)
温泉祭のご詠歌
花火
ハンドベルと声の「花火がどん」
最後は保護者を観客にしての発表。タイトルは、豊岡の四季の音楽ということで、《とよおかしきおんがく カニ花火》となった。中学生との創作、とても面白かった。