熊本を出発し、兵庫県の城崎国際アートセンターへ。こちらのコミュニティ・プログラムとして、JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)で関わらせていただいている。アートセンターの橋本麻希さんと、竹野中学校吹奏楽部の練習を見学。竹野相撲甚句を吹奏楽部に演奏してもらうプロジェクトに向けて。この吹奏楽部、五線譜を使わずに、パート譜も使わずに、カサハラ先生のカタカナでドレミを書いて、その上にリズムを書いてある独特のコンデンススコアみたいなのを見て演奏する。カサハラ先生のオリジナル曲《KENOTA2〜竹野民謡による〜》には、少し竹野相撲甚句のフレーズも出てくる。こちらは、8月27日にサントリーホールで世界初演となるガムラン作品《タリック・タンバン》のリハーサル音源で、毎日、ガムランで奏でられる竹野相撲甚句を聴いているだけに、吹奏楽の竹野相撲甚句が新鮮に聞こえる。
四股を踏み、温泉も行って、JACSHAにシェアした。
5月の鶴見幸代さんが来た時のレポート
この季節の城崎、6年前にテアトロ・ムジーク・インプロヴィーゾでレジデンスした時を思い出す。
相変わらず、《タリック・タンバン》の曲目解説ロングバージョンを推敲している。今7700字くらいになっている。そろそろ脱稿しなくっちゃ。