地球温暖化に抗するResolutionプロジェクトの要請で、だじゃ研（だじゃれ音楽研究会）で動画作成して送ることになり、だじゃ研の小日山さんや安田さんが中心になって、短い期間にも関わらず、動画ができあがる。コロナなのに、だじゃ研での国際交流が継続していく。ぼくが〜〜芸術賞の選考委員だったら、不定形でジャンル不明な「だじゃ研」に受賞させたいと思う。
十和田市現代美術館と問題行動トリオのミーティング。2020年度の夏、秋、冬の３回行われるパフォーマンスは、延期が続き、なんとか2021年の８月と11月に実現し、もう１回が2022年度に延期になった。今日は、8月と11月の記録映像の編集についてと、次回の公演に向けてのミーティング。
砂連尾さんと佐久間さんはダンス、ぼくは音楽、美術館は美術が専門領域ではあるけれども、佐久間さんの言うところのジャワ舞踊は、表面的な型とか動きとかではなく、その奥にある「感覚」であって、そうなってくると、何かを「感受」することが舞踊になってくるので、お茶を飲むでも、息をするでも、その感覚さえあればジャワ舞踊になってくる。この感覚の共有のレッスンを、この２年間zoomを通したリモートのやりとりで何度も行ってきた。それを進めると、ここにいない人との交信となり、それはパソコンの向こうの人だけでなく、死者との対話などにもなってくる。念じることにもなってくる。
