野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

三河の門限ズ

豊橋での門限ズの2日目。九州大学の長津結一郎さんと学生さんたちと門限ズのミーティング。3月18日の九州大学北九州芸術劇場の2地点でのリモート公演の各シーンの絵コンテづくり。劇場公演というと、舞台上で行われている同じ出来事を観客が見ていると思いがちだが、このリモート公演では、九州大学の舞台上で行われていることと、北九州芸術劇場の舞台上で行われていることは、互いに関連しているが、それぞれでは違った現象が目撃される。その辺を色々整理してまとめて、進行と絵コンテの第1バージョンができあがる。ここから舞台技術スタッフとのやりとりなどを経て、実現可能な作品へとブラッシュアップされていく。

 

午後は、豊川へ移動。(門限ズの豊川公演を計画してくださっている)とよかわ舞台芸術実行委員会の方々と、豊川稲荷門前町を歩く。街並みが楽しく、ぼくもケンハモを吹きながら歩く。いなり楽市の実行委員会の方とお会いしたり、いろいろなお店の方と交流したり。お店のショーウインドウに三味線が飾ってあるお店もあった。聞くと、大工さんがつくったエレキ三味線とのこと。

 

道を散策しながら、今日はいっぱいケンハモを吹いた。歩きながら、町を眺めながら、楽器の個人練習をした。コロナでコンサートやワークショップが減ったので、楽器を演奏する機会が減った気がするので、こういう時間にも積極的に演奏していかないと、演奏能力が劣化する。

 

豊川在住の三木玲子さんより、5年前の豊橋での「門限ズの夏休み」が本当にインパクトがあったと何度も言われる。ありがたい。と同時に、こんなに響いてくれている人がいるのであれば、やって本当によかったと思う。当時の記録が門限ズのウェブサイトに残っている。

 

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