九州大学の長津結一郎さん、真崎一美さんと、門限ズ(遠田誠、倉品淳子、野村誠、吉野さつき)と、(仮称)ボーイズ(里村歩、森裕生、廣田渓)によるzoomミーティングがあった。結一郎という名前の由来を知らないが、単なる一郎ではなく、その前に「結ぶ」という文字を冠していて、このメンバーを結びつけているので、名前と活動が結びついているなぁ、と思う。
オンラインワークショップ「それぞれの日常を交換する 応用編」|九州大学ソーシャルアートラボ
さて、いろいろなものが結びつく企画で、「門限ズ」だけでも、異ジャンルを越境するバンドだったはずが、そこからどんどん交差していき、さらに連結していく。九州大学で3年間の講座で色々面白いことが始まっていき、ボーイズとつながって、いろいろ熟成された。今度は、舞台技術セミナーだそうだ。北九州芸術劇場と九州大学とヒビノ株式会社の共同プロジェクトで、舞台技術とテクノロジーと門限ズやボーイズの身体とで、遠隔同時多発のパフォーマンスなんだか、ワークショップなんだか、はたまた何だか分からないことをするために、最新テクノロジーを総動員して実験しようという企画。我ら、生身の体で必死こいてアナログに動くパフォーマーだからこそ、最新テクノロジーとコラボもできるし、リアルとバーチャルを混在させることができそうだ、というわけだ。
コロナ後、我々は、オンラインで様々な実験をしてきた。コロナ前の2019年には、鳥取で「ゲキジョウ実験!!!」もした。先日は、佐久間さんと都城のMJホールとアーツカウンシル宮崎の透過スクリーンを使ったリモート重ね合わせ公演の実験もしたけど、あれは序章で、これから色々始まっていくのかなぁ。
ちなみに、門限ズのウェブサイトが間もなく公開になる予定。お楽しみに。
荒井良二さんの絵本による《たいようオルガン》は7曲目のラフを書き上げ、8曲目「ゾウバス間奏曲」に着手。このオルガン曲は、荒井さんの絵本なので、考えすぎず、手を動かして、子どもが落書きするように、自由に作曲したい。なので、昨日までに書いた譜面も、ちょっと真面目だなぁ、とか、ちょっと面白みに欠けるなぁと思ったら、そこに落書きするように、上書きして、おかしなテイストをトッピング中。
1 あさがきた前奏曲
2 ゾウバストッカータ
3 賛美歌くさはえてる
4 はたけある音頭
5 DJくもりのくも
6 ビルいっぱい音列
7 あめいっぱい練習曲
8 ゾウバス間奏曲
ということで2021年の上半期終了。この半年は、慌ただしかったので、その疲れが今出てきている感じなので、下半期は、上手に(いい意味で)手を抜きながら、じっくり進めていきたい。