今年度の『世界のしょうない音楽ワークショップ』の4回目(@大阪音楽大学)。1〜3回目は街中でのお試し体験のような形だったので、本日が実質の初回。はじめまして、から始まり、楽器の体験も経て、10分もある新曲《ツレツレ・サリレント》を3時間のワークショップの最後には一度通しで演奏しようという無謀とも言えるプラン。でも、この時間で通せるように考えまくって作曲したので、最後に通せるはず。
13:00に主催の豊中市の挨拶の後、野村が挨拶。1〜3回目に参加した人もいれば、今日が初めての人もいる。まずは声(1〜3回目に声でやったことをおさらい/体験)。
1 「ショコラ、ほうなん、さくら学園」を歌う
2 尺八のツーレーを声で歌う
3 シタールに合わせて歌う
4 サリレント(ハイチの歌)を歌う
5 へい、いらっしゃい(と声を出す)
13:20からは、楽器体験。シタール、尺八、ビオラ・ダ・ガンバ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、打楽器を講師の音楽家たちが実演の後、どの楽器をやりたいか希望をとって、各楽器に実際に触れてみる時間。とりあえず楽器の持ち方や音の出し方をマスターするところから始まるので、そこで可能な限り新曲《ツレツレ・サリレント》の中に出てくるフレーズをやってもらう。
14:25からはオーケストラ体験。全員集合して、全体で《ツレツレ・サリレント》を冒頭から練習番号Dあたりまでを何度も練習。15:00に休憩。
15:10から、練習番号Eから最後までを少しずつ譜読みして合奏。今日の冒頭に声でやったことも、実は曲の中にたくさん入っている。小さな子どもも集中力を持って楽しんでくれる。
15:45-15:55 ついに全曲通し。一応、新曲が全員で無理矢理でも通して演奏できて、曲の輪郭を体感してもらえた。次回は、世界のさまざまな音楽について理解を深めたり、音で遊んだりしながら、もっと落ち着いてじっくり演奏を練り上げていけるだろう。16:00予定通り3時間でワークショップ終了。
渡邊先生、田中先生、豊中市の皆さんとプチ打ち合わせの後、熊本に帰る。
こちらは2022年度の《ちりもつもればチャッコーナ》