野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

自分も生まれる旅の自筆譜/SIPA/センチュリー響の7年を振り返るトーク

《どすこい!シュトックハウゼン》の作曲が完了したので、しばらく熟成させていた「自分も生まれる旅とノムラノピアノ」のためのピアノ曲の作曲に戻る。2週間前に一度、完成していたものを何度も弾きながら手直しをする。手直しをした後、手書きの楽譜を河野有砂さんのテキストや写真とともに出版しようという計画であるので、手書きでの浄書を始める。五線も手書きで書いて、少しずつ進めていく。

 

インドネシアのSolo International Performance Arts (SIPA)から出演依頼が来て、この状況でインドネシアに行くのは無理だよなぁと思っていたら、やはり動画で参加というオーダーだった。

 

夕方は、柿塚拓真さんとのオンライントーク。2014年に、野村誠を日本センチュリー交響楽団に招き入れて、様々なコミュニティプログラムを仕掛けてきた。特に、豊中のホールのプロデューサーを兼務するようになって以降、面白いコンサートの企画も次々に打ち出していった。トークの最初に、全体の経緯などを説明している導入はまったりと始まったが、具体的にプロジェクトや曲についての話をし始めると、どんどん話が躍動感や臨場感が増してくる。ヴィオラの森亜紀子さんが飛び入りで参加してくださり、熱い思いを語ってくださったのも、とても嬉しいことであった。また、コミュニティプログラムが始まった頃と何年か経った後で、どんどん感覚が変わっていったことなども、実感を込めて語ってくださった。以下の動画で詳しくお聞きください。

 

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先週から始まった週1回の夜四股1000も満喫。あと1週間で、四股1000を始めて1周年だそうだ。1年経ってもコロナが続いているけど、四股も続いている。

 

1年前の今日の日記を読んでみる。ロックダウンでの生活に戸惑いながら、香港のレポートを書いたり、実験をしたりしている。

 

makotonomura.hatenablog.com