朝は、「四股1000」。午後は、ピアノで即興演奏をいっぱいした。夕方、「千住の1010人 in 2020年」に向け《Etude for Zoom session 1》、《Etude for Zoom session 2》を作曲。新月のせいか精神が不安定でずっとロー。夜は、ずっと北斎バンドのために10年前の日記を読み整理する。
9月6日に北斎バンドによるコンサートを行います。10年前に結成され、野村誠が北斎漫画の画に着想を得て、「野村誠X北斎」を行なった経緯を、以下に(自分の整理のために)まとめました。参考までに。いろいろ忘れていたこともあり、9月6日に向けて、大きな一歩になりました。(リンクは全て、野村誠の作曲日記)2008年1月11日。中溝先生の論文に出会っている。こういうきっかけをくれたアサヒアートスクエアに感謝だなぁ。2010年1月31日、木琴のバチが曲がっている謎に結論。今年の9月6日の北斎バンド公開収録にも、手作りした曲がったバチは持参しよう。2010年2月17日、アサヒアートスクエアで木琴を削り続け、調律が確定し、いよいよ作曲に着手。2010年2月22日、雲井調子に着想を得る。これは、「南の北斎」という曲になり、その後「富士越龍」という曲になった。2010年3月7日、全10曲のラインナップが見えてくる。1)北斎序曲2)南の北斎3)鳥風4)ODORO ODORO CIRCUIT5)町人の音楽6)自由人と虚無僧の狭間7)遊び人の歌8)木琴コンチェルト・リミックス9)陽気なマイナーバンド10)画狂老人のフィナーレ「江戸の創造性や遊び心に敬意を示し、その精神を継承し、現代のぼくらの文化として発信していく。2260年の浅草の人々に笑ってもらえるような、とびっきり面白い作品を、ぼくは提示しちゃおうと、思っているのです。」2010年3月20日、プログラムノート執筆。