野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

KBSラジオに出演

7月に入り、「四股1000」が第3フェーズに入った。第2フェーズで開始したレポートや四股ノートを継続しつつ、「四股ンサート」への発展の可能性も感じつつの第3フェーズ。本日、いよいよ木村朝之助さんとの対談の音読が開始。2017年のトークをこうやってアーカイブしていく作業、大切だ。

 

午後は、KBS京都のラジオ番組「さらピン! キョウト」に生出演。KBSに出演は、久しぶり。多分、いしいしんじさんのラジオ最終回で、ケンハモ吹いた時以来かな。それとも、調律師の上野泰永さんとピアノの本音の話をした時以来かな。どっちにしても数年前だ。

 

ラジオ局の受付で、いきなり体温を計りますと言われて、どこにも触れないのに瞬時に体温が測定されて、36度5分でした、どーぞ、って言われて、相変わらず水銀で3分間やっている自分は、時代に遅れているのだ、と感心する。3時間番組の中で、ところどころトークをする。アナウンサーの森谷さんがいい感じに突っ込んでくださり、楽しくトークできた。作曲家で、ピアニストで、鍵盤ハーモニカ奏者で、日本センチュリー交響楽団コミュニティプログラムディレクターで、要するに変わった人、というフレーズを何度も言っていただき、ありがたかった。ぼく、要するに変わった人なんだ。

 

www.kbs-kyoto.co.jp

KBSの小林さんともお喋りして、レコ室も覗かせていただく。今度、「レコ室からこんにちは」のコーナーも出演したい。

 

来週のメメットのオンラインコンサートに向けて、日曜日のだじゃ研のセッション動画が事務局の櫻井さんより編集されて届く。12の短い断片を順番に並べてあって、これだけでも面白いのだが、これを組み合わせて一つの楽曲としてコンポーズしてしまおうと思い、動画を細かくチェックして、順序を入れ替えて、微妙に各断片の秒数を短くしたりして、構成し直し、新曲「Primitive Music」が完成。短時間で作ったものだが、なかなか面白く、コロナ禍でだじゃ研と生み出した新作だ。大切にしたい。

 

明日に向けて、また木村朝之助さんとの対談のテープ起こしをする。行司にリハーサルは存在しないこと。直感で裁くこと。息を合わせること。いろいろ興味深い話が目白押し。

 

ツイッターのアカウントを始めたものの、まだ使い方がよくわからない。7月4日に、ツイッターオペラSet Opera Freeが一斉に公開になり、ぼくの作曲した第1幕「I am Jacsha. You are Bacsha.」も公開されるはず。詳細わかったら、またお知らせします。