野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

初代高砂浦五郎 完成

ツイッターオペラというプロジェクトに新曲を書いたので、今朝、ツイッターのアカウントを作ってみた。どうやって使うのか、まだよく分からない。

 

久しぶりの「四股1000」。鶴見さんが琉球の六段の初段を三線で弾いてくれ、竹澤さんが箏曲の六段の初段を箏で弾いてくれる。四股を踏みながら、日々、違った出会いがある。ぼくは、今日で、「相撲道と作曲道」の音読が終わった。30分のトーク3回分。どれも濃密だった。4年前のトークをこうして文字起こししてみると、発見が多い。

 

一ノ矢さん原作の「初代高砂浦五郎 高砂浦五郎を賜るの段」の作曲も大詰めで、本日、譜面をプリントアウトして、校正作業。こうやって見ているうちに、ちょっとずつ手直しして曲の深みが増していく。校正作業は本当に面白いので、延々とやっていたいのだが、期限を作らなければいけないので、今日を最終日に、校了とする。修正をいっぱい入れて後、完成。譜面を竹澤悦子さんに送る。

 

7月4日のメメットとのオンラインコンサートでのセッションのための新曲のスケッチをする。メメットは完全即興ではなく、ある程度、確定している曲でセッションを望んでいるようだったので、決めすぎず、自由すぎないように考える。明日、明後日も、もう少しスケッチして、メメットに送ろう。

 

明日の「四股1000」に向けて、2017年に岩槻で行った木村朝之助さん(高砂部屋行司)との対談のテープ起こしをする。話が面白かったことは覚えているのだが、具体的には結構忘れていて、新鮮に面白く聞いた。多分、明日にJACSHAの鶴見さんや樅山さんも、同じように驚いたり喜んだりしてくれそうに思う。

 

潤さん、柿塚さんと、「音楽の根っこ」について、振り返るオンラインミーティング。本「音楽の根っこ」は、いい本ができたと手応え十分。その後、オンラインでのトークシリーズも、面白かった。今後の展開も色々あるといい。匿名になる方向性ではなく、一人一人が輝く世界を目指して、今後も活動を続けていきたい、という話をした。

 

急ですが、明日の14時−17時に、KBS京都のラジオ番組に生出演することになりました。

 

それから、「初代高砂浦五郎」が世界初演になる催しの概要が、公開になりました。オンラインで参加できるイベントもいろいろあります。詳しくは、こちら。

 

sumiyume.jp