今日は、頼まれてもいないのに作曲した。昨日、考えていた音列をいじっているうちに、これは、おっさん姉妹のための曲だと勝手に思えてきて、気がつくと作曲を始めていた。おっさん姉妹とは、片岡祐介さんと鈴木潤さんの二人によるユニット。どちらも即興演奏に秀でていて、しかも、リズム感が抜群によく大変尊敬している音楽家。打楽器としてのピアノも存分に楽しめるプレイヤー。ちなみに、片岡さんは男ばかりの兄弟で育ったはずなので、彼には姉妹がいないが、このような形で姉妹になるとは思わなかった。
おっさん姉妹は非常にリズム感がよいが、ネット通信での遠隔共演なので、リズムはずれ合う。お互いに聞こえている音と聞く場所によって重なり合い方がずれても成立する音楽として考えて、作曲完了。タイトルは「おっさん姉妹のために」。ベートーヴェンに「エリーゼのために」という曲があるが、こちらは「おっさん姉妹のために」。そして、頼まれてもいないのに、おっさん姉妹にメールで譜面を送ったところ、無視されることもなく、無事に返信をいただき、近々、遠隔演奏で初演してくれるとのこと。さすが、おっさん姉妹。楽しみだ。
と思って、今、ネットで検索したら、昨日のおっさん姉妹のライブ動画がYouTubeにあって、別に全然ずれていなかった。時代は日々更新されているらしい。
webマガジン問題行動マガジンを発刊準備中。今日は、「問題行動マガジンとは」という文章を作文した。
5月21日に開催予定の「ハイドン大學」では、ハイドンの交響曲だけでなく、ホルストの「吹奏楽のための第１組曲」も解説する。今日は、ホルストの譜面を研究。とてもいい曲なので、この曲をまずはピアノ曲にアレンジしてみようと思い始める。アレンジしているうちに、「ホルスト盆栽」を書くことになるかもしれない。
なんか、ご家庭で各自がピアノを弾いて楽しんでいただけるようなピアノの小品を書きたい。「ホルスト盆栽」や「ハイドン盆栽」も、そういった曲になれば嬉しい。新型コロナウイルスで自宅にこもってピアノを弾く際に、持っている譜面は弾き飽きて、面白い譜面を探している人もいるかもしれない。簡単だけど弾きごたえあるような、そんな小品をたくさん書いて、皆さんの気晴らしになれればなぁ。少しずつ書いて、公開していこう。
