2000年に作曲した「たまごをもって家出する」は、昨年12月にポーランドのフレデリック・ショパン音楽大学で演奏したが、今日はドイツのロベルト・シューマン音楽大学でのコンサートで佐藤信子さんが演奏して下さるらしい。20年前に作曲した曲が、こんな風に演奏され続けるのは嬉しい。それにしても、ショパン音楽大学、シューマン音楽大学と続くと、なんだか面白い。
都城の滞在が終わる。佐久間さんと福岡に移動し、ニコちゃんの会の池田さんとランチの後、福岡アジア美術館のコレクション展を楽しんで後、新幹線で京都に戻る。
京都市長選挙に投票に行って後、里村さんと詩人の吉増剛造さんの展示を見に行く。今日が最終日。滑り込みセーフ。昨年は、リボーンアートフェスティバルで25年ぶりに吉増さんと共演した。その時の再会を、吉増さんは「栗鼠の掌の音楽を聴け」と書いてくれたが、今日の展示の映像の中でも、「栗鼠の掌の音楽を聴け」と朗読している吉増さんに出会い、嬉しい再会だった。吉増さんと、また何かやりたい。吉増さんは、文字の上にインクをたらし、朗読の上から音を重ねる。吉増さんも、ベートーヴェンのようだ。
ベートーヴェンと知的障害で検索したら、どんなものがヒットするのだろうと、検索してみる。ベートーヴェンと発達障害といった内容がいくつか出てきた。明日は節分。