野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

手の作曲、足の音楽

本日も自宅にて作曲。2月9日の「世界のしょうない音楽祭」に向けての新曲。作曲していて心がけていることは、とりあえず新しいことにチャレンジする部分が一箇所でもあればいいと、自分に言い聞かせることです。新曲だから、なんでも新しいという必要はなく、過去の自分をなぞる部分が大半でもいいと、開き直ると、かえってハイドンのように自由になれると思うので、とりあえず悩みすぎずに、どんどん書いています。ということで、61ページ、229小節まで書き終えたので、出口がそろそろ見えてきました。1月24日のワークショップになんとか間に合いそう。しかし、パソコンで譜面を書いていると、マウスの使いすぎで右手が腱鞘炎になりそう。

夜は、10月のジャグリング公演のリハーサル。頭と口の渡辺尚くんサクラコさんとフランスのギヨームと。この方々、足を器用に使ってジャグリングしたりするんで、こちらも足で楽器を演奏できないかと色々試行錯誤すると面白い、面白い。もっと足を使って音楽しないといけないと、改めて思いました。通し稽古もいい感じで楽しい。次回の稽古は3月にパリ。楽しみです。