野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

香港から歌が届く

香港のi-dArtのメンバーと、ネット通信で話す。一年半前に、ぼくが香港にいた時に、ハッピーハンサムさんと作った「ハッピーハンサムロックンロール」を、相変わらず続けてくれていて、新たな歌詞を作ったらしく聞かせてくれる。そして、新しい歌も作ったと言って聞かせてくれる。香港に、こんなに友達がいっぱいいて、みんなの顔を見て、歌を歌ってもらえて、なんだか勇気付けられる。香港のみんなは、とても元気だ。

 

「千住の1010人 in 2020年」に向けて、作曲。作曲と言っても、1010人で演奏している様子を、様々に妄想している。

 

例えば、金管楽器での「ファンファーレ」について考える。ファンファーレは、ファ ファーレと演奏するのかと、考え始める。

 

例えば、「ドミノだおし」を1010人で演奏することを考える。一人順番に一音ずつ鳴らすと、1010拍必要になる。では、途中でどのように分岐していけば、もっと短い時間で済むか。

 

例えば、「間奏曲」について考える。「完走曲」だったら、走り手が必要になる。

 

例えば、「ボロボロボレロ」について考える。「ボレロ」がちゃんと演奏できる人には参加資格がない。

 

船の上での演奏について考える。佐久間新さんが、船の上にいたら、きっといいに違いない。

 

タイのアナンとチャットしながら、インドネシアのメメットとチャットしながら、日本の佐久間さんとチャットしながら、作曲している。

 

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