野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

「相撲ノオト」完成、ポーランドツアーに向けて

朝起きて、明後日の東大でのシンポジウム/コンサートに向けて、ピアノの練習(「たまごをもって家出する」)。その後、會田瑞樹さんのためのヴィブラフォン独奏曲「相撲ノオト」の作曲に着手。昨日までに書いていたところを手直しつつ、新たな部分を書き足し、夕方に全曲完成。世界初演は、2月15日、大阪のフェニックスホールでの會田瑞樹ヴィブラフォンリサイタルにて。

 

會田瑞樹 ヴィブラフォン ソロリサイタル in OSAKA|フェニックス・エヴォリューション・シリーズ|ザ・フェニックスホール

 

夕方、ワルシャワのAlbert Karchと電話ミーティング。12月15日のSKSでのコンサートを皮切りに、17日はフレデリック・ショパン音楽大学でのコンサート、18日にフレデリック・ショパン音楽高校でのワークショップ、19−20日にDizzy-Dizzyスタジオでレコーディングで、21日にDizzy-Dizzyスタジオでのオープンスタジオワークショップ、という予定。ドラマーのアルベルト、サックスのアリーナ、それにグラフィックデザイナーのアレクサンドラとのコラボレーション。様々なアイディアの交換もあり、非常に楽しみ。

 

夜は、出町座でのポーランド映画祭のポランスキー短編映画に音楽ユニットのシャザが生演奏で音をつけるという企画を観に行く。どの映画も非常に面白く楽しんだが、特に箪笥を運び続ける映画が印象的。シャザの二人は音楽的な感性も共感できる部分も多く、アルベルトとも友達のようで、12月にはワルシャワで再会し、セッションできたら嬉しい、と思った。