野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

門限ズのプラネタリウム劇場

「門限ズ」は、クロスジャンルバンド。野村誠(音楽)、倉品淳子(演劇)、遠田誠(ダンス)、吉野さつき(マネジメント)の4人組。ジャンルを越境し、ともに遊び交流する。鳥取県の米子で、ついに門限ズ4人が集合。

 

本日は、米子の児童文化センターのプラネタリウムで打ち合わせ。4月27、28日に、プラネタリウム劇場「音とカラダで銀河鉄道」という40分の公演を4回行う。森山さんによるプラネタリウムを鑑賞。子どもの気持ちになり、星空を楽しみ、しかも森山さんのテンポよいお話に釘付けになる。鑑賞後は、実際に森山さんと打ち合わせ、実際にプラネタリウムの中で、演じ演奏し、星空も南半球にしてもらったり、春にしたり夏にしたり。ああ、楽しい。特別なプラネタリウム

 

その後、ウェブマガジンのTOTTOの水田さんのインタビューを受ける。門限ズが鳥取宮沢賢治銀河鉄道の夜を舞台化することの意味は何か。鳥取宮沢賢治を原作としてクリエーションすることで、さっと読んだだけでは読み落としていた言葉やイメージが、徐々に浮かび上がってくる。それは、宮沢賢治の隠された声を発見する作業であり、鳥取の中に隠されている大切な何かを見つけていく作業でもある。現代を生きていく上で大切なナニカを、言葉だったり、声だったり、音だったり、カラダだったり、光だったり、つながりだったり、様々な方法で探す作業。それが、銀河鉄道という旅であり、今、鳥取で行なっているワークショップという名前のツアー。

 

星空観測会に参加して、水星を観察。水星をはっきり観測できて嬉しい。星空、ありがとう。そして、深夜まで、門限ズのメンバーで、創作について語り合う。