年末の大掃除が続いております。掃除をすると、過去の自分と向き合うことにもなり、どうやって過去の自分を手放していくか、ということでもあると思います。そういう意味で、掃除をすると、未来に前進できる気がして、前向きな気分になれると感じます。中学校時代、美化委員長をしていたことも、思い出す。
買い物に出かけ、掃除や片付けに必要なものも入手。ハイドンの伝記を読みながら、世界史と音楽史を照らし合わせたくなったこともあり、本屋では世界史コーナーの本をいろいろ見てみる。
しょうぎ作曲の楽譜をいろいろ見直していたり、音源を聴き直したりもする。過去の仕事を整理して、どうアーカイブするのか。何か新しい作品として再構成するのだろうか。そういう自分の過去の仕事の大掃除も、次に進むために必要な作業だが、これが一番厄介でもある。
古いパソコンから新しいパソコンにデータを移行する作業と同時に、色々要らないデータを消去していく。これも大掃除。何を残すのかは、何を捨てるのかであり、何を捨てるのかは、何を残すのかであり、過去と未来は繋がってる。そんなことを考えながら、掃除は続く。スッキリ身軽になって、新たな創作に取り組めるように、過去の自分を手放していきたい。
