野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)城崎場所13日目

城崎でのJACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)の滞在制作も大詰め。しかし、今朝は、のんびりと、大相撲の太鼓のリズムのおさらいをしました。

明後日には、コンサートなので、ホールの会場の使い方なども考えなければいけません。客席のつくり方などを考えたり、プログラムの構成を考えたり。

すると、突然、サウンドアーティストの鈴木昭夫さん、ダンサーの宮北裕美さんが、作曲家/実験楽器のPhilip Dadsonを連れて訪ねてきて下さりました。共通の友人がいることで盛り上がり(ロンドンのスクラッチ・オーケストラの創始者マイケル・パーソンズ)、ポリネシアのプカプカ島に伝わる相撲とオランダのダンスが融合したお祭りの話を教えてもらう。

夜は、個人作業で、ぼくは新曲作曲、鶴見幸代は竹野相撲甚句のアレンジ、樅山智子は自作の「こなた精霊」をピアノ連弾+内部奏法にアレンジ。急に、3人が作曲家のように譜面を書き始める。