野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

指づかいは大切

京都の自宅にて

9月1日に世界初演する「新潟組曲『水と土のこどもたち』」の6曲をピアノで練習。そして、9月4日に世界初演する「オリヴィエ・メシアンに注ぐ20のまなざし」の8曲を含む様々な曲を練習。特に、「音価と強度のまなざし」という曲がなかなか弾けずに手こずっていたのですが、指づかいなどを整理していくうちに、光が見えてきました。

その後、8月28日に世界初演のチェロ+ピアノ版の「ミワモキホアプポグンカマネ」の曲目解説を執筆。

夜は、大阪まで出かけて、北口大輔さん(チェロ)と塩見亮さん(ピアノ)による「ミワモキホアプポグンカマネ」のリハーサルに立ち合う。昨年作曲し、今年チェロとピアノ版に編曲したのですが、初めて音になるのを聞きます。感激。北口チェロは、本当に表情豊かで聞き惚れる美しい音楽なのです。弾きにくいピアノパートを塩見さんが見事に演奏。8月28日が楽しみです。

http://www.toyonaka-hall.jp/event/event-6418/

帰宅後、深夜布団に入るも、明日のワークショップに向けて、「相撲聞序曲」を編曲したくなり、ヴァイオリン、ヴィオラ、ピアノの三重奏版を書き上げてから寝る。