香港より友人が観光に訪れているので、京都観光。
明後日から金沢なので、洗濯しなければいけないことに気づき、朝8時に洗濯機を回し、洗濯物を干してから出発。
猛暑の中の祇園祭。コンチキチン。コンチキチンのアレンジとか作曲とか、したことないなぁ。いつも、暑くって、この時期、やる気を失うのです。
一保堂の抹茶と玉露とほうじ茶、出町商店街での鯖寿司、猛暑の鴨川経由で、下鴨神社の御手洗祭へ。土用の丑には、この足つけ神事はお薦めなのです。
SOU SOUで買い物。ぼくも靴下を購入。京のお台所、錦市場を散策。ここに所縁のある若冲(1716-1800)の絵が、シャッターなどにある。香港の人は、中国絵画に似ていると言う。若冲は、日本画でありながら、洋画のようでもあり、中国絵画にも似ているのだから、すごい。
ご飯が食べたいというので、食堂ディナーの後、お別れ。次は来年に香港でかな。
「オリヴィエ・メシアンに注ぐ20のまなざし」第4曲「ギリシアの詩と俳諧のまなざし」は、俳諧から地歌の「越後獅子」のことを思い出し、メシアンという作曲家は、他の作品の曲を、別の曲の中に転用したり、他の曲で出て来たメロディーが登場してきたりする作曲家なので、既存の曲から、アレンジして入っても面白いので、「越後獅子コンチェルト」の第1楽章を2台ピアノにアレンジして、そこに古代ギリシアの詩のリズムを書き加えることを思いつく。構想はできたので、譜面を書くのは、あとで時間がある時にしよう。
ということで、香港から帰って、荷物が未整理状態のまま、遠征に出ているので、少しずつ片付ける。未開封の郵便物をあける。TASC MONTHLYに原稿を書いて以来、毎回、冊子を送付してくれるのですが、そこにあった畑中三応子さんの「明治の『食』の三偉人 岸田吟香・木村荘平・岩谷松平」という原稿が面白い。どうして日本人がグルメになったか、食は文化だという意識が生まれたか。この人の本、読んでみたい。
- 作者: 畑中三応子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2018/03/07
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (1件) を見る
- 作者: 畑中三応子
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 2014/06/07
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (3件) を見る