野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

逆行不能な鐘のまなざし

本日も自宅にて、作曲。「オリヴィエ・メシアンに注ぐ20のまなざし」の第3曲「逆行不能な鐘のまなざし」。メシアンの「逆行不能なリズム」とは、回文的なシンメトリーなリズムのこと。12種類の逆行不能なリズムをつくり、36の和音をつくり、これらを2台ピアノで鏡のように演奏する曲。

とりあえず、「異国の鳥とインドの古文書のまなざし」と「音価と強度のまなざし」を、ピアノで練習。譜読みが必要で、すぐには弾けない。

9月4日@両国門天ホールで、中川賢一さんとの2台ピアノのコンサート。
http://www.monten.jp/20180904?_fsi=txJwXwkb

夜は、ベトナム国交響楽団のコンサートに出かけるつもりだったが、ガムランのリハーサルがあったことに気づき、こちらに参加。よく考えたら、来週がコンサート「プンドポの夕べ」なので、今日が最後の練習日。

予想通り、ガムランと中国打楽器は相性がよかった。

帰宅後、インターネット通話にて、JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)の会議。9月末、新潟で土俵を開く儀式をすることに。