野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

ドビュッシー100前夜

近藤浩平さんのお宅で、明日のドビュッシー没後100周年記念コンサートに向けての集中練習。野村が到着する前に、清水友美さんが、近藤浩平さんのピアノソロ曲、野村誠のピアノソロ「DVがなくなる日のためのインテルメッツォ」を練習。インテルメッツォは、また、演奏の仕方が今まで聞いたどの演奏とも違い大変新鮮でした。

野村誠作曲「Debussy100」(2018)を清水友美さんと野村で、鍵ハモデュオ。うーむ、難しい!猛練習して、どんどん感じがつかめてくる。面白い。

野村誠作曲「お酢と納豆」(2013/2016)も鍵ハモデュオ。これは、難曲なので、必死で頑張っております。自分で書いたので仕方がないです。

野村誠作曲「相撲聞序曲」(2017)は、ピアノ連弾で、清水友美さんとリハーサル。国立音大の作曲2年の小畑くんが譜めくりをしてくれる。ノリノリでいい感じ。

田口雅英作曲の新曲「喇叭節によるシアターピース」(2018)は、新作。これは、明治に流行した「喇叭節」を題材に、声と鍵盤ハーモニカが、リズムも音階もずれて重なり合う空間的な田口さんらしい作品。面白い。

近藤浩平作曲の「閣下そうよ、隔靴掻痒」(2018)は、ピアノ連弾+鍋2人という曲。ほとんど指示書きだけの作品で、即興的な要素が多く、変な曲です。この人も、本当に遊んでいるなーー。

近藤浩平作曲「Very Very Sleepyの歌」を清水さんの歌+野村鍵ハモで練習。逆に、野村の歌+清水さん鍵ハモでも練習。もう、なんでもありなプログラムに、頭が爆発しそうになったところで、夕食休憩。

夕食後に、「Debussy100」、「お酢と納豆」、「喇叭節によるシアターピース」も練習。野村の「日本民謡集」も練習して、深夜まで作曲談義をして、近藤宅で就寝。