野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

マニラの渋滞、おそるべし

マニラの渋滞は、やはり凄いです。朝7時にホテルでタクシーを頼んでおいたものの、渋滞のために無理と判明。大通りでタクシーを拾おうと思うが、まったくつかまらないまま50分ほどの時間が経過。もう無理と判断して、荷物を抱えてラッシュ時の電車に乗る。電車を昨日までに何度か乗っておいてよかった。電車2本乗り継いで、空港に最も接近した駅まで来た時点で、フライトの1時間40分前くらいになっていて、駅の近辺はゴミゴミしたマーケットでタクシーどころか車もいないので、車のいそうな大通りまで出て、無事にタクシーを拾うことに成功し、そこからはなんとか渋滞に巻き込まれずにスムーズに空港へと行けたので、フライトの1時間15分くらい前に空港に到着。無事、チェックインをすることができました。あのままだと、市内でタクシーをつかまえたとしても、タクシーの中で身動きできずに2時間とか経ってしまいそうでした。

ということで、無事に飛行機に乗り、飛行機の中では、フィリピンを忘れて、すっかりイギリス気分で、映画Padingtonを満喫したのでした。このイギリスの児童文学の映画化は、なかなか楽しく和むフライトにしてくれました。この予告編映像だけでも、なかなか可愛く楽しいパディントン・ベアなのです。

京都に戻り、なんて涼しいのだろう、と気候の違いに驚き、冷えないようにお風呂に入って暖まってから寝ました。

ちなみに、ホセ・マセダ記念シンポジウムの2日目に演奏された2ヶ月前に地元の先生やアーティストなどを集めて結成した竹アンサンブルの映像があがっていました。フィリピンのコミュニティ・ミュージック。ベルリンでイサン・ユンに師事したConrado Titus del Rosario(三輪真弘さんの同門!)が指揮しています。