野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

鳥取しょうぎ作曲まつり1日目

スーパーはくとに乗って、鳥取へ。この電車は、本当によく揺れる。モンポウについての本を読んでいる。フェデリコ・モンポウなのに、タイトルは「The Music of Frederic Mompou」。イギリス人というのは、スペイン人の名前まで英語にしちゃうのか。

ルネッサンス期のスペインの作曲家について、本当に無知なので、ぼくには新鮮です。後にビオラ・ダ・ガンバになるビウエラ・デ・アルコ、ビウエラ・デ・マノとも言われるビウエラの音楽。Alonso Mudarra(1520-1580)、Luis Milan(1510-1560)





そして、同時期のオルガン音楽では、Antonio de Cabezon(1510-1560)



鳥取への道のりは意外に長いので、この後も、スペインの作曲家が色々出てくるのですが、今日のブログにアップするのはここまでにして、続きは明日以降の日記に。

鳥取では、ホスピテールのお庭の木の根っこの中に入ったようなカフェ屋台かるんで、鳥取藝住祭関係者らと会って後、食堂かるん移転のため、かるん→カルマ、となる場所へ。本日のワークショップ会場。ここで、中野で食堂(カフェ?)カルマを30年近くやって来られた丸山さんや、西巣鴨でワークショップしていた詩人/俳優の渋谷さん、たみ在住の鳥大の学生さん、藝住祭スタッフ、森のベーグル屋さんなど、平日の昼間に集まれる方々と「しょうぎ作曲」で濃厚な時間を過ごして後、夜は鍋にて交流。これが1週間続きます。