市バス１日乗車券で、ぶらりと出かける。引越をしたい気分もあり、家探しの意味もある。偶然出会った古道具屋で時間を過ごしたりしつつ、散歩。それほど家から遠くないが、風景が目新しい。歩いていると、向こうから携帯電話で話しながら歩いてくる女性。俳優の筒井加寿子さんだった。筒井さんは会釈しながら、通り過ぎて行った。
不動産屋などに立ち寄りつつ、この辺に小説家のいしいしんじさんの家があったなぁ、と言う。行ってみるか、と歩いていると、いしいさんが息子のひとひ君と遊んでいる。いしいさんに「引っ越そうかと思って、家探してるんですよ」と言うと、「斜め前の家、あいてますよ」といしいさん。近所の子どもが集まってきて、でも、いしいさんはひとひ君をお風呂に入れる時間なので、日曜日に芸術センターでレコード鑑賞する情報をいただき、疎水の向こうとか、空き家がいろいろあって穴場という情報をいただき、散策を続けると、漬物屋が登場。「あ、いしいさんのブログでよく登場する漬物屋や」とやぶさん。漬け物購入後、スポーツ用品店を目指し、お店に入ると、突如の豪雨。足の形を計測していただき、ランニングシューズを購入し、帰ろうと思うと幸運にも雨はやんでいた。夏至が近いが、どんより空のために、いつ日没したのか分からないまま帰宅した。
