野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

1010の日

現在、Anant Narkkong,Ratchvit Musicarunという二人の優れたタイの音楽家と合宿中で、朝食に、ごはん、みそ汁、野菜炒めを作って出しました。一方、佐久間新さんは、数多くのインドネシア人音楽家と合宿中で、ぼくよりも遥かに豪華な朝食を提供しておられます。佐久間さん、凄いなぁ。

「千住の1010人」を2日後には開催するので、出演者、観客、スタッフ一同が、健康で楽しくイベントを開催できることを祈願し、また当日の天候がよくなることを祈念する意味も込めて、千住の七福神を巡ることにしました。佐久間さん、そしてジャワ舞踊家の針生すぐりさんも同行して下さりました。

千住本氷川神社(大黒天)
氷川神社布袋尊
元宿神社(寿老神)
千住神社(恵比寿天)
八幡神社毘沙門天
稲荷神社(福禄寿)
氷川神社(弁財天)

そして、足立市場の中にあるお宮さんにもお参りしてきました。その後、藝大にて、ガンサデワのメンバーとリハーサル。ラッキィ池田さんの取材を経て、「千住の1010人」4回目のリハーサル。本日は、120名ほどの方々がお集り下さりまして、ついにタイのピパートもやって来ました。たった90分で、3つの新曲を練習するという無謀な練習日で、丁寧に曲を確認していく作業ではなく、暴力的と紙一重なくらい強引に進行するリハーサルでしたが、何とか90分で3曲を練習できました。普通に3曲を一回通すだけで60分強かかるのですから、90分で3曲を練習するのは、実は無謀なのですが、、、。

今日は10月10日で千住の日であり銭湯の日なので、千住の銭湯で汗を流しました。宿に戻ると、タイ人二人が、タイの子守唄のメロディーで、日本語で歌う練習をしています。これが、本当に不思議な響きのする歌なのです。聞き惚れつつも、日本語として理解してもらえるように、発音の指導をして、楽しい合宿は続きます。さて、明日の朝食の準備をしなくては、、、。

いよいよ、「千住の1010人」まで、残り1日。明日が、最後の練習日です。550名を越えた出演者ですが、現在も募集中です。池田邦太郎さんのオリジナル笛240本もありますし、淡路島の瓦は100枚ありますし、小日山さん製作のオリジナル太鼓も70個ありますので、楽器がない人が400人来ても参加できるパートがあります。当日からの参加でも、大歓迎です。

http://aaasenju.wix.com/senjuno1010nin