野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

44歳ふんどし宣言!

44歳になりました。誕生日なので、一日オフにしたのですが、一日で、色々な出会いがあり、ミラクルなバースデイでした。ざっと振り返ると、カフェでのカナダ人シンガーとの脱原発と無農薬紅茶の話、動物園のゴリラの菜食ぶり、電球屋さんの昭和の精神、アートギャラリーでのドローイング的な彫刻、国際交流会館での立ち話、雑貨屋さんとつけもの寿司と赤出しとケーキを経て、本屋さんに立ち寄った後に帰宅するまで、充実した44歳の始まりでした。

で、44歳の目標。
原発やめます、パンツやめます」

原発をやめるには、原発をやめようと反対することだけでなく、自分自身の中に内在する間接的に原発を推進している部分と向き合い、一つずつやめていく必要があるということが、43歳の1年間で痛切に感じたことです。となると、自分自身の生活を、色々な点で変えていくことが必要になっていきます。

で、原発の「パツ」と韻を踏んで、「パンツ」をやめて、「ふんどし」生活に完全に移行することを、44歳の目標にしてみようと思います。実は、43歳にして、ふんどしを初めて使い始めたのですが、使い始めてみると、カラダにとって圧倒的に楽で、大変気に入りました。パンツというものに、いかに締め付けられて今まで生きていたのか、と思い知りました。もちろん、パンツ以外の生活を知らない限り、締め付けられていることなど、気づきません。しかし、こうした無自覚に締め付けられていたり、思い込まさせられているものは、ぼくの生活の中にもいっぱいあるはずです。それを一つずつ確認して、卒業していく象徴としても、パンツを卒業したいと思っております。

昨年は、電気ポットをやめて鉄瓶に切り替えたり、電気ヒーターをやめて火鉢に切り替えたり、直接的に電気に関係ある部分に着眼することが多かったのですが、今年は、もっと別な部分で卒業していきたいです。44歳が良い一年になる予感です。まずは、ふんどしのテーマソングも作りたいなー。